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artisan933

【artisan933×五箇山和紙】ORIHOSHI ~おりほし~

通常価格 ¥4,950 JPY
通常価格 セール価格 ¥4,950 JPY
セール 売り切れ
税込み。 配送料はチェックアウト時に計算されます。

富山県と岐阜県の県境で、深い山の奥に世界遺産登録された合掌造りの集落を抱える五箇山はあります。そこでは深い山で生活する知恵が今も残り、その中でも伝統工芸に認定されている五箇山和紙は南砺市を代表する職人集団でもあります。

そんな歴史と確信を兼ね備えた五箇山和紙の若き職人、石本泉氏とartisan933が共同開発したアウトドアでも使用できる新しいLEDランタンシェードの表現に挑戦しました。


およそ半年に及び試行錯誤を経て産み出された商品は【ORIHOSHI-おりほし】の名前の通り、広げるとまるで星のような形でLEDランタンを包み込み、夜空で輝く星のように薄っすらと柔らかい光を放つことから、オリガミ+星という意味で名付けました。


アウトドアシーンではテントの中やタープの下を優しく照らし、室内でも和紙特有の柔らかい雰囲気を醸し出すインテリアとして幅広くご使用いただけます。

折りたたんでコンパクトになる収納性の高さも特徴の一つ。

和紙でしか表現できない、唯一無二なLEDランタンシェードが完成しました。

※商品はシェードのみとなります。(LEDランタンは付属いたしません。)

展開時、マグネットで着脱できるようになっています。
撥水加工済みでテントや屋外で使用出来ます。
使わない場合は折りたたんで保管してください。型崩れの原因となります。


■色
・染め青
・染め赤
・染め黄
・晒(サラシ) ※染色無しの和紙本来の色味となります。

■サイズ
・直径約15cm×高さ約15cm(展開時)

・縦15cm×横7.5cm×厚み5mm (収納時)

■ご使用上の注意点
・和紙で出来ておりますので、丁寧にお取り扱い下さい。
・和紙の特性上ご使用されていく上で、破れやけば立ちが発生しますのでご了承ください。
・ご使用可能なLEDランタンは高さおよそ10cm以内を目安にお考え下さい。
 (GOAL ZERO Lighthous Micro、LEDLENSER ML4は使用可能検証済み。)

・使わない時は折りたたんで保管してください。型崩れの原因となります。




【五箇山和紙の歴史】※五箇山和紙の里HPより抜粋
そもそもいつ頃から五箇山で紙漉きが始まったのか、その起源は定かではありません。藩政時代にさかのぼるとこの地は加賀藩の領地で、五箇山和紙に関する古文書や記録文献が残っています。 トチやケヤキの大木をくり抜いた紙漉き舟や、楮剥皮用のたくり舟、楮煮用灰箱など、極めて原始的な道具が残っている産地は全国的にほとんど例がなく、奈良や京都から直接伝えられた和紙の技法が山村の人々によって独自の和紙文化に形成されたものと考察されます。

藩政時代の五箇山和紙は天正13(1585)年頃、生糸とともに年貢として納められていました。 また他地域へ流出しないよう、同じく五箇山で生産された火薬の元となる塩硝(えんしょう)とともに、五箇山和紙は加賀藩の指定生産物となりました。合掌造りの大家屋の家々では多くの 使用人を雇って、夏は塩硝や楮の栽培、冬は紙漉きをするといった工場的な形態で和紙を製造していたそうです。

戦後となる昭和25(1950)年、五箇山和紙を後年に残すべく「五箇紙協同組合」が、昭和43(1968)年には 「東中江和紙生産組合」が結成され、和紙の生産地が全国的に次々と消滅する中にあっても、伝統的な技術を守りながら江戸時代から受け継がれる、古典和紙の製造を継承しました。

洋紙の普及により和紙の需要が減る中、昭和57(1982)年には、和紙の新たな製品開発、後継者育成をはかり 「和紙の里」の前身となる「和紙工芸研究館」を設立。 昭和63(1988)年、五箇山和紙は富山県内の八尾町、朝日町で生産されている和紙とともに「越中和紙」として国の伝統的工芸品に指定され、その長い歴史と伝統、山里の自然が育んできた和紙文化として改めて評価されました。

現在、五箇山和紙は、桂離宮の障子紙をはじめ宮内庁や国の重要文化財の補修用紙になくてはならない存在となっております。 また、ちぎり絵や様々な美術工芸品の素材や版画、絵画など芸術家からの特注品にもなっており、富山県、地元南砺市においても、建築施設や祭り行事、市内小中学校の卒業証書、また一般のご家庭とあらゆる場面で生活に癒しを与えております。

石本 泉

1983年、山口県生まれ。
武蔵野美術大学工芸工業デザイン科卒業。
在学中は木工を専攻したが、卒業制作で木の素材で一から紙を作ることに挑戦。
それをきっかけに和紙作りを志すようになり、楮の栽培からすべての工程を一つの産地で行う五箇山に惚れ込み、移住。

五箇山和紙の里を拠点としながら、新商品の企画開発など和紙の可能性を探求している

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